Our Beets - Love&Beets

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Our Beets

Love&Beetsが育てるビーツ

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Our Beets

栄養満点の力強いビーツを育てるには、どんな工夫が必要でしょうか。
広島県東広島市に農園を構えるわたしたちが、これまでの栽培経験から、その方法を紹介します。

Love&Beetsの
ビーツについて

Our Farms

わたしたちの農園について

ビーツは地中海沿岸が原産と言われています。
紀元前1000年ごろから栽培されている古い野菜で、当初はヨーロッパで薬用として利用され、その後、中東地域へも広まって食用になったと言われています。1世紀ごろになって根の部分も食用として栽培されるようになるまでは、葉の部分を食べていたという記録が残されています。これは「フダンソウ」と呼ばれ、ヨーロッパまたは西アジアから東アジアへ持ち込まれたと考えられています。中国では唐代(6世紀)までに持ち込まれたことが、文献で確認されています。
ビーツの根の部分は古くから利用されていましたが、改良などが重ねられ、いわゆるビーツという品種が成立したのは16世紀頃のヨーロッパといわれています。現在はアジア、ヨーロッパをはじめとするユーラシア各国から、北アフリカ、アメリカ、中南米に至るまで、実に世界各地で日常野菜として定着しています。

Growing Beets

はじめてのビーツの育て方

Step 01

畑づくり

一般的な元肥量は1㎡当たり堆肥2kg、苦土石灰150g、有機化成肥料150g。
ビーツは酸性土壌を嫌うので必要に応じて苦土石灰は多めにすると良いです。また、雑草を抜いて、小石やごみなどをしっかり取り除いておいてください。
日当たりや水やりなどに気を付けていれば、ベランダのような狭いスペースでも問題なく育てることができます。

Step 02

種まき

ビーツの種まき時期は、年に2回、日本では3月と9月頃が一般的です。
基本的には冷涼な気候を好みますので、最初は秋まきから挑戦するのが良いです。春まきは、トウ立ちの危険性も高いですし、収穫時期が梅雨~盛夏期にあたるため、病害虫も多くなってきます。
15~20センチ程度間隔をあけて直播します。

Step 03

生育環境

種を撒いてから発芽するまでに、7~10日くらいかかります。
発芽するまでの間は、水やりを忘れないようにして、土が乾かないように注意しましょう。
1粒から2〜3本発芽するので本葉2〜3枚時に1本に間引くと大きなビーツが育ちやすくなります。
発芽後はとにかく草取りがポイントです。
また、水のやりすぎは禁物です。表面が乾いていても土の中には水分がたくさん残っています。必要に応じて追肥をしますが、追肥後は条間を鍬などで中耕をすると肥料が効きやすく、除草もできて一石二鳥です。

Step 04

収穫

天候にもよりますが、種をまいてから約70~80日後に収穫可能となります。大きさの目安は根の肥大部分が5センチを超えた頃からです。
株ごとに収穫していきます。
他の野菜では得られない、真っ赤な甘みを求めて、頑張りましょう!

How to Choice

おいしいビーツの見分け方

色彩心理学的に見ると、濃いピンク色には「活動的な赤」と「鎮静をもたらす青」の要素が両方とも含まれています。
この色を目にすることによって、自律神経のバランスが整い、交感神経の興奮が鎮静化されて血圧が安定し、心の状態を上向きに導いてくれる効果があると言われています。
つまりビーツは、自身にたっぷりと蓄えた豊富な栄養素と美しく鮮やかなカラーによって、わたしたちのからだとこころをエネルギーで満たしてくれる、素晴らしくハイスペックな食べ物なのです。

おいしいビーツの特徴

直径7〜8cm程度のきれいな丸型のもの

皮の表面に凹凸がないもの

茎の付け根の皮がむけていないもの